こちらでは、尚禮館の稽古風景、型の動画、稽古会での様子を動画でご覧いただけます。
尚禮館の指導体系、型について
宮城長順先生が生前に残した未完の構想と話を元に渡口政吉先生が昭和29年ごろに創作された型は多数あります。
【宮城長順先生創作の型】
1、撃砕第一
2、撃砕第二
【渡口政吉先生創作の型】
1、撃砕 第三
2、撃破 第一
3、撃破 第ニ
4、鶴破 第一
5、鶴破 第ニ
6、白鶴の型
7、白鶴の舞(白鶴の方に伴奏付き)
8、合掌の型 (渡口先生最後の創作型)
これらの方は尚禮館の指導体系の中に織り込まれており、実際には尚禮館の稽古生にしか演武する事が許されておりません。
これらはほかの撃砕シリーズ同様に分解組手の攻撃と受けがあります。
■普及型 撃砕 第一
撃砕第一は、尚禮館で初めて習う方です。
古流型は習得が難しいのでまずは体育的に習得できる様に剛柔流宮城長順先生、松林流長嶺将真先生が作られたのがこの撃砕シリーズです。
■普及型 撃砕 第一 分解組手 攻撃
■普及型 撃砕 第三
平川師範による撃砕第三の型。
撃砕第一と撃砕第ニは宮城先生が創作された型ですが、この「撃砕第三」は宮城先生の未完の構想を元に渡口政吉先生が昭和29年ごろに創作された型です。
ほかの撃砕シリーズ同様に分解組手の攻撃と受けがあります。
■古流型 サイファ
■古流型 サイファ 分解組手 受け
■合掌の型 ※映像は途中まで
渡口先生が1988年に尚禮館 都城本部に3ヶ月間ほど滞在した時に「合掌の型 」が完成しました。
この型の特徴は、非暴力を体現する禅の思想が盛り込まれている動きなのでその場からほとんど動く事なく静かな型です。
空手は仏教と禅の深い関わりから生まれたものです。私達が普段感謝の気持ちを両手で合わす合掌。
これは、インドの古い礼法であり仏教では仏、菩薩などの礼拝、挨拶、感謝、尊敬を表すのに使われています。
渡口先生は、その仏教の僧侶である弟子の平川先生にこの型を伝授しました。
このような経緯がありまた、この「合掌の型 」は、渡口先生最後の創作型です。あまり多くの人には知られていません。
先生はその礼儀としての「合掌」が空手の基本と常に話されていました。
尚禮館稽古動画
平川師範と稽古生の応用組手
大阪での稽古会の一コマ
大阪名古屋稽古会動画
Osaka Nagoya Seminaer
こちらでは、大阪名古屋で定期開催している稽古会の動画を紹介いたします。
■2018年1月29日(日)第1回 大阪稽古会 動画
■2018年4月29日(日)第2回 大阪名古屋稽古会 動画
■2018年6月15日(土)第3回 大阪名古屋稽古会 動画
剛柔流尚礼館 初代館長
渡口政吉先生 稽古動画
1980年代の尚禮館 都城本部での渡口政吉先生の指導風景です。
このほかにも渡口政吉先生の演武を収めた動画を紹介します。
→サイト内こちらからご覧ください。
※渡口政吉先生は自身の動画を容易に撮影する事を許しませんでした。
しかし、平川師範との長い信頼関係の上で都城道場に滞在された期間において動画の撮影を許可されました。
現在でもそれらの動画は、尚禮館の所蔵ものとして大切に保管され代々伝わった型や技が乱れる事の無い様に稽古の見本として使用されています。
こちららの動画は、尚禮館都城本部に所蔵されている動画の一部です。
(サンチンの用法の指導)
(剛柔流の武道的な身体の使い方)